虫の保全策

 昆虫その他の無脊椎動物を保全する方法について調べてます。主に、役立ちそうな技術についてネット上のリンクを集めてみました。


全般的に参考になる本

「日本の昆虫の衰亡と保護」石井実ほか(2010)

「日本産蝶類の衰亡と保護」第1〜6集 日本鱗翅学会(1989-)

「自然再生ハンドブック」  日本生態学会(2010) 

ビオトープ再生技術  養父 志乃夫(2006)

 ネアカヨシヤンマ、アオヤンマ、ハッチョウトンボ、ギフチョウ、ヒメタイコウチ、ギフチョウ、ゲンジボタル、ヒメボタルの生息環境改善や移植についても書かれてある。 

自然再生修復工学入門 養父 志乃夫(2002)

 ハッチョウトンボ、ゲンジボタルの生息環境改善も書かれてある。 

ビオトープづくり実践帳―設計から施工、メンテナンスまでがひと目でわかる 単行本 

養父 志乃夫(2010/2) 

多自然型川づくりの取り組みとポイント リバーフロント整備センター (1996)

環境アセスメントと昆虫 石谷ほか(2012) 

自然環境復元の技術 杉山恵一、進士五十八(1992)

 トンボ、ホタルの生息環境復元についても書かれてある。

野生生物保全技術 佐藤正孝ほか(2003) 

指針など

ホタル類等,生物集団の新規・追加移植および環境改変に関する指針(PDF) 全国ホタル研究会 (2007)

ホタル類およびその餌生物等の移植を行う前に、是非この指針をご一読下さい。

 

環境省 光害対策 ガイドラインなど

動植物(自然生態系)への影響も配慮するよう書かれてある。昆虫では光害対策ガイドライン 平成18年12月改訂版に「(a)光源には昆虫の誘引特性の小さい波長のものを使用する、(b)照明器具には昆虫の方向へ光を出さないようなものを使用する、などの対策が必要である。」と書かれてある。

 

ホタルに及ぼす人工照明の影響(光害)とその対策

 

生態系を活用した防災・減災 環境省

保全策の事例

 コンクリート河川におけるゲンジボタルとカワニナの生息場所再生の試み 久加ほか(2010)

  

生物多様性保全管理手法事例集 農林水産省

 

水田生態系の保全技術 農林水産省

 

生物多様性の保全に配慮した都市緑化事例集 九都県市首脳会議 環境問題対策委員会 緑化政策専門部会 

 

動物、植物に対する道路照明設備の配慮(PDF) 国交省 国土技術政策総合研究所

 

河川生態ナレッジベース 国土交通省国土技術政策総合研究所

 

生物多様性配慮指針(河川、道路、港湾・海岸、森林、農用地、ため池) 兵庫県

 

ひょうご・人と自然の川づくり事例集 兵庫県

 

「水辺の小わざ」 山口県土木建築部河川課 水辺の保全に使えるいろんな技が分かりやすく紹介されてていい本。しばらく絶版で入手できなかったけど改訂版が出版されました。

 

「できることからはじめよう 水辺の小さな自然再生事例集」日本河川・流域再生ネットワーク

 

水辺の小さな自然再生 「小さな自然再生」事例集編集委員会

全国の活動事例や様々な情報を紹介しながら、水辺の小さな自然再生に取組む仲間をつなぎ、知識や技術の向上を目指しているそうです。

 

論文など

研究機関

国立研究開発法人 土木研究所 自然共生研究センター

河川環境の保全・復元に関する技術相談を受け付けているそうです。

技術

環境技術実証モデル事業 環境省

水質浄化

自然の浄化力を活用した新たな水質改善手法に関する資料集(案) PDF 国土交通省

 

 

自然浄化対策について~生態系機能を活用した"健やかな湖沼水環境"の実現を目指して~ 環境省

 

マイクロバブル・ナノバブル

50マイクロメートル以下の微小気泡が水の汚れを浄化し、生物を活性化する。

 

マイクロバブルで水質浄化 グラナ 株式会社UKT

ミクロン単位の対流微細気泡で水域の貧酸素化状態を改善し、藻類・アオコの発生や悪臭が解消、抑制、改善。

 

植物由来の凝集剤 FROG  八紀産業株式会社

 

排水の浄化剤。微生物及び一般の凝集処理では困難とされる、食品系排水中のでんぷん、たんぱく、油脂類等を短時間の撹拌のみで水と有機物に分離でるらしい。

 

小水力発電システムVORTEX 篠田株式会社

水に空気を取り込むことで水生生物にも良いらしい。低流量・低落差でも設置可能。ゴミ取り器は必要ないそうです。

 

炭素繊維による水質浄化 炭素繊維水利用工法研究会

 

水質浄化大作戦 NGO ジャパン・ウォーター・ガード

 

微生物排水処理技術「Bio-RESE」 大阪生物環境科学研究所

 

ECO浄化システム 有限会社 生物工学研 

軟体動物のろ過・捕食作用を利用したアオコ除去システム

水辺環境改良

水辺の緑化 ベストマングリーンシステム 株式会社ラーゴ

現地の環境に適した県内産植物を使用して自然環境の修復。

 

人工浮島 国立研究開発法人 土木研究所

新しい水環境技術として、定着してきた人工浮島技術について紹介

 

複合型植生浮島浄化法「フェスタ工法」 株式会社フジタ

 マコモなどの水浄化に優れた水生植物を植栽した植生浮島を汚濁した湖沼等に設置。

 

 

人工浮島・浮島工 株式会社きら和ぎ

 

粗朶を使った川づくり 国土交通省 北陸地方整備局

粗朶(雑木の小さいものや枝)を使った川づくり。

 

北陸粗朶業振興組合

 

「わかりやすい粗朶工法の施工事例集」 北陸地方建設局河川部 粗朶工法編集委員会

 

河川伝統技術の導入方策・手引き(案) PDF 国土交通省四国地方整備局 四国技術事務所 

 

石倉カゴ 株式会社フタバコーケン

ウナギや他の生物の隠れ場所になる。

 

多自然型水質浄化システム 株式会社加藤建設

護岸

カニ護岸 鹿島建設株式会社

カニの住めるコンクリート護岸。既存のコンクリート護岸や土留めの前面に簡易に設置可能。

 

異径孔魚床ブロック 一般社団法人 産学技術協会

廃塩ビパイプを利用した魚床ブロック。

水田

太陽光発電と小型揚水ポンプを 用いた簡易魚道内の水量維持 -設置方法と効果の紹介-(PDF) 久加ほか(2008)

ソーラーパネルによる太陽光発電で小型揚水ポンプを稼動させ,晴れた日のみ簡易魚道および水田など一時的水域に水を供給する。材料費は約8万円。

 

農家が教える生きもの田んぼづくり―アゼ草管理からカバープランツ、魚道、水路補修まで

農山漁村文化協会 (2010) 

水田生態工学入門―農村の生きものを大切にする 水谷 正一 (2007)

 

おさかなステーション 水・みどり環境技術協会

コンクリート三面水路に魚類など水棲生物の生息・生き残り空間を創出

 

フリュームビオタイプ 水・みどり環境技術協会

コンクリート3面張りの水路内で水生植物の生育を可能にする。

緑化

ノンフレーム工法

樹木を保全した斜面安定工法

 

在来種で緑化 エスペックミック株式会社

 

在来種で緑化2 有限会社 仲田種苗園 

 

埋土種子による緑化 マザーソイル工法 日本植生株式会社

施工地近隣の林地内表土(森林表土)を利用し、そこに蓄えられ休眠している種子(埋土種子)によって植生を復元。

 

樹木移植機械工法 東武緑地株式会社

自然に生えてる木と土壌を重機を使って移植。

 

ジオウエッブ 旭川アドバンス株式会社

展開したときに立体ハニカム構造になり、セル内に現地の種子入り発生土を充填すれば、在来種による緑化が図れる。

照明・光害対策

舗装

バンブー(竹)舗装 株式会社 殖産工務所

チップ化した『竹材』を用いた工法。照返しが少なく、温度上昇を抑制。

ウィードロック 

間伐材を主に利用た木質成型舗装材ブロック。軽く、透水性があり、照返しが少なく、温度上昇を抑制。

保水性アスファルト舗装クールベーブ 矢作建設グループ

保水された水分が蒸発することで路面温度の上昇を抑制。 

樹木葬

「森の墓苑」(公財)日本生態系協会

墓石の代わりに在来の木を植え、生きものとともに育むことで、かつて開発で失われた森を再び豊かな自然の森に戻す。

外来種対策

アメリカザリガニ

アメリカザリガニの遡上特性を利用した新しい駆除方法の開発 佐々木宏展ほか(PDF)

水辺ビオトープ管理におけるザリガニ駆除方法の検討 石田裕子ほか(PDF)

 

ミシシッピアカミミガメ

浮島型カメ捕獲器 エスペックミック株式会社

 

ジャンボタニシ

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)忌避剤 有限会社 生物工学研

放置竹林

ホタル

だれでもできるホタル復活大作戦 大場信義(2004)

ホタル類等,生物集団の新規・追加移植および環境改変に関する指針(PDF) 全国ホタル研究会 (2007)

ホタル類およびその餌生物等の移植を行う前に、是非この指針をご一読下さい。

  

ホタルに及ぼす人工照明の影響(光害)とその対策

 

ホタルの保全に関する文献目録 

トンボ

トンボの生息環境としてのため池の特徴(農業環境技術研究所)

「ため池に生息するトンボの種類は、(1)樹林に囲まれ水底に落葉などが多い池を好むグループ、(2)開放的で大きな池を好むグループなど異なる6グループに分けられ、トンボの保全のためには(1)と(2)両方の池の環境を維持することが重要」

川エビ

川エビの多くがアユと同じように海から遡上するけれども、堰やダムが障害になってるそうです。

川エビの生活と魚道 浜野龍夫

「魚道表面の素材として、耐久性がありエビやカニが脚先をひっかけやすい「気泡コンクリ-ト」...勾配を50゜以下にし、さらに、ほんの少しの水を伝わり落とせば、エビ類が容易に遡上できる..」

バッタ

減るバッタ増えるバッタ―環境の変化とバッタ相の変遷 内田 正吉(2006)

個体数の変化の原因について考察されている。

ビオトープ